兵庫県鞄工業組合様が製造する「廃棄される使用済み漁網をアップサイクルした鞄」が、ソーシャルプロダクツ・アワード2022にて、ソーシャルプロダクツ賞を受賞いたしました。
今回は、協働企業である兵庫県鞄工業組合様が製造された「廃棄される使用済み漁網をアップサイクルした鞄」を出展し、廃漁網の回収から、再生ペレット製造、紡糸、紡織、そして鞄製造にいたるまで、バリューチェーンを構成する各社(リファインバース様、モリト様、兵庫県鞄工業組合様)の協働によって、高い品質と経済合理性を両立した点を訴求し、それらが高く評価されました。なお、ソーシャルプロダクツ・アワードの審査を通過した商品の展示販売会が2月23日(水)から3月1日(火)まで、大丸東京店9階イベントスペースで行われます。お時間がある方はぜひお越しください。ソーシャルプロダクツ・アワードは、持続可能な社会の実現につながる優れた「ソーシャルプロダクツ」に光をあて、社会性と商品性の両面を評価する日本ではじめての表彰制度で、今回で9回目を迎えます。
【審査品コメント】海の漁網の廃棄問題の解決と、地域産業活性化という2つの社会的課題の解決がうまく商品を織りなしている。廃漁網のリサイクルにより資源の循環利用や、CO2削減に貢献するなど、社会性の高さに魅力を感じる。業種の異なる様々な企業や漁業者、消費者との垣根を超えたコラボレーションで地域の課題解決に寄与。漁網を使ったサステナブルな商品でありながら、耐久性やデザインにもこだわり抜き、永久保証もつけているなど、再生素材とは思えない高い品質の鞄である。
一般社団法人 ソーシャルプロダクツ普及推進協会(APSP)の主催するものです。