私たちの会社がある兵庫県豊岡市は、日本最大の鞄の産地であり、日本各地で脈々と続いてきた「地場産業」の一つです。
かつて、モノ作り大国「ニッポン」を支えてきた「地場産業」は、時代の変化に対応できず、衰退してきているのが現実であり、豊岡も例外ではありませんでした。
しかし、豊岡の鞄産業における強みをグローバルな視点に立って見つめ直すことにより、”技術の蓄積”、”知識・情報の集積”、”流通構造の構築”、この中での優位性を改めて認識することができました。
このことが、豊岡の鞄産業・自社の飛躍のきっかけになり、今後さらなる発展につながっていくと確信しています。
私たちの会社がある兵庫県豊岡市は、日本最大の鞄の産地であり、日本各地で脈々と続いてきた「地場産業」の一つです。
かつて、モノ作り大国「ニッポン」を支えてきた「地場産業」は、時代の変化に対応できず、衰退してきているのが現実であり、豊岡も例外ではありませんでした。
しかし、豊岡の鞄産業における強みをグローバルな視点に立って見つめ直すことにより、”技術の蓄積”、”知識・情報の集積”、”流通構造の構築”、この中での優位性を改めて認識することができました。
このことが、豊岡の鞄産業・自社の飛躍のきっかけになり、今後さらなる発展につながっていくと確信しています。
鞄を、モノを運ぶだけの道具としての「鞄」、流行を追うだけの「鞄」として捉えるなら日本でなくとも労働力が豊富で賃金の安い海外に生産拠点を移すでしょう。
しかし、今や「鞄」は人生の大切なパートナーです。人が鞄を手にしている時間、目にしている時間はどれだけあるでしょうか。
世の中の動きや生活スタイルが目まぐるしく変化する昨今、その状況を日本人ならではの感性、そして、豊岡ならではのノウハウで見極め、課題に気づき、解決につなげるべく鞄を開発・製造することが重要になります。
この豊岡で「鞄作り」を行う意義はそこにあります。
我々は日本人の持つ感性で企画し、日本人の技術で作り上げ、日本人の知性で品質を管理する、そんなこだわりを持った会社であり続けたいと思います。
株式会社由利
代表取締役社長
由利 昇三郎
由利のフィードバックサイクル・マネジメントは、自社で一貫して行なっている修理・企画・製造など7つの工程をフィードバックし合う、由利社独自の価値の向上につなげる管理システムです。
このシステムにより、全工程を俯瞰して捉え、改良を重ねることで、細部に配慮された製品設計、品質の向上、材料の有効活用に繋げています。
その中で培われた、ものを大切にする姿勢や、使う人を思いやった誠実なものづくりにより、持つ喜びを感じていただき、由利の鞄を持つことはスマートであるという価値観を、多くのみなさんにお伝えしています。
使いやすく丈夫で修理が可能な由利の鞄は、安心して長くお使いいただけます。